楽に痩せられる心拍計つきウォークマン

カカクコム for ウーマンにて
心拍計付きウォークマン「Smart B-Trainer」の
レビュー記事を書かせていただきました。
http://magazine.kakaku.com/mag/woman/health/id=2196/

ソニー「Smart B-Trainer」
ソニー「Smart B-Trainer SSE-BTR1」

じつは、こちらの製品をレビューするのは2回目。
以前はマイナビニュースさんでもレビューさせていただきました。

さて、Smart B-Trainerがどんな製品かは以前も書きました。さらに、この製品は試用後に速攻で購入してしまうくらい気に入ったので、良い点などは、ぜひレビューを確認していただきたいと思います。

ここでは、1ヶ月ほど製品を使い込んでいるユーザーの目線から「こうなれば最強になれるのに!」というポイント(要望?)をまとめてみました。
SSE-BTR1は、筆者がレビュー後に自分で購入するくらい便利な製品です。ランナーや、これからジョギングしたい人、あるいは有酸素運動目的のダイエッターには本当におススメしたいと思っています。

ただし、レビューでも書いたのですが、気になる点もありました。

1・外の音が聞こえにくくなる
2・運動中は好きな音楽が聴けない
3・バッテリーの持ち
4・引き継ぎ機能がない

この4点です。
1の外の音が聞こえにくい。
これはカナル式イヤホンの宿命でしょう。
これは推測ですが、心拍数を測るためには耳に本体密着させる必要があり、このためカナル式になっているのだと思います。カナル式イヤホンは音質面でのメリットもあるのですが、なにぶん耳の中にイヤホンをねじ込むことになるため、外の音が聴きとりにくくなります。
車のクラクションは聞こえますが、ハイブリッド車の走行音は気を付けないと聞き取れないレベル。筆者は車の通らない道を選択して走ることで、安全に走っていますが、交通量の多いエリアでの走行はおススメできません。

2の運動中は好きな音楽が聴けない。
「心拍数やペースに合わせた音楽を自動的に選択する」のが本製品のポイントのため、運動中はSSE-BTR1が選択した音楽しか聴けません。たしかに、ペースに合わせた音楽を選んでくれるのは良いのですが、たまには自分の好きな音楽で走りたいときもあります。
筆者は、こんな場合はスマホで音楽を再生し、本製品のストリームモードでスマホの音楽を聴いています。ただし、この方法だとスマホを持ち歩く必要があるので、本製品のメリットが一部削られることになります。とはいえ、実は筆者はこの点に関してはそのうちファームウェアアップデートで改善されると思っています。

3、バッテリーの持ち
じつは本製品はGPSスタミナモード、bluetoothオフ時で5.5時間しかバッテリーがもちません。そのため、初心者のフルマラソン大会にはちょっと厳しいスペック。ただ、筆者はフルマラソンを走ったことがなく、まだ大会にも参加したことがないのでデメリットは感じたことがありません。普段の練習で5.5時間以上走る人には向いていないかも???

4、引き継ぎができない
本製品で計測した記録は、bluetoothでペアリングしたスマホにしか保存されません。そのため、スマホを買い替えるときにデータの移行ができないという問題があります。一般的なランニングアプリは、データをクラウド上にアップロードするため、IDとパスワードを入力すれば、新しいスマホでも簡単にデータを引き継げますが、本製品にはそういったシステムがないのです。とはいえ、こちらも今後アプリのアップデートでなんらかの解決がされるのではないかと期待しています。

さて、今回はレビューではあまりクローズアップしなかったデメリットについて書きましたが、それでも本製品は非常におススメの製品です。ジョギングをはじめては、毎年数回走って辞めてしまう筆者ですが、本製品を購入してからは1ヶ月以上毎週2~3回走っており、まだ走ることに飽きていません。

今までジョギングをして、すぐに飽きてしまう。苦しくないダイエットがしたい。苦しくて走ることが続かない。走る技術が向上しない。走る記録を詳細に残したい……そんな気持ちが少しでもあれば、ぜひ一度使ってみてほしいと思います。