電子レンジの「熱ムラ」ついに解消?冷凍肉の解凍も失敗なし!

マイナビニュースにて日立の高機能オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」の新モデル発表会のレポートを書かせていただきました。

http://news.mynavi.jp/articles/2015/06/09/hitachi/

日立アプライアンスの過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズの新モデル「MRO-RY3000」
日立アプライアンスの過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズの新モデル「MRO-RY3000」

新モデルの最大の特徴は、なんといっても電子レンジ特有の「熱ムラ」を軽減したこと。電子レンジで冷凍ゴハンを温めたら、内部だけ過加熱されてモチのようになってしまった。あるいは、電子レンジで肉を解凍しようとしたら、一部は凍ったままなのに、肉の一部が煮えてしまった……そんな問題を解消したのが本製品です。

熱ムラが軽減できた理由は「Wスキャン」と呼ばれる、日立独自のセンシング機能にあります。レンジに入れた食材の「重さ」「温度」の2つの要素から、加熱時間を絶妙に調整するのです。

……と、このあたりの詳しい説明はマイナビニュースの記事にも詳しく書いたので省きます。ここからは、倉本が感じた超個人的な感想です。

じつは、倉本は何度か仕事で前モデルのヘルシーシェフを使用しています。その時に一番感動したのがパンのおいしさです。ヘルシーシェフの最上位機は、オーブンレンジなのにパンの「捏ね・発酵」から「焼き上げ」まで行う、全自動ベーカリー機能を搭載しているのですが、この機能で焼き上げたパンは本当に美味しいのです!

オーブンレンジ内に、このようなパンケースを挿入。材料を入れるだけで、パンの捏ねから焼きまで全自動で行います。(写真は新モデルのパンケース)
オーブンレンジ内に、このようなパンケースを挿入。材料を入れるだけで、パンの捏ねから焼きまで全自動で行います。(写真は新モデルのパンケース)

一般的なホームベーカリーのほとんどが、IHか電熱線方式で加熱しますが、ヘルシーシェフはコンベクション方式で熱風加熱します。「焼く」機能に関しては、ホームベーカリーよりも大きなアドバンテージがあると感じます。

ところが、今回の新製品発表会では、ベーカリー機能についてほぼ説明がありませんでした。近年はホームベーカリーの需要が一段落しているらしく、「ベーカリー機能は目玉にならない」という判断のようです。

ということで、今回の発表会はベーカリー機能のないMRO-RY3000がメインだったのですが、個人的にはベーカリー機能搭載の上位機種「MRO-RBK5000」も非常におススメですよ!という個人的な感想でした(笑)

ベーカリー機能を搭載したMRO-5000。普段は普通のオーブンレンジですが、パンケースを挿入することで全自動ホームベーカリーに大変身します
ベーカリー機能を搭載したMRO-5000。普段は普通のオーブンレンジですが、パンケースを挿入することで全自動ホームベーカリーに大変身します

ちなみに、庫内容量は全モデル33Lですが、本体サイズはRBK5000のほうがMRO-RY3000より少々大きいです。
もちろん、今回の目玉機能である「Wスキャナー」も素晴らしい機能なので、この機能については、ぜひ以下の記事を確認してください!

日立、加熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」-重さと温度をはかって加熱ムラを解消
http://news.mynavi.jp/articles/2015/06/09/hitachi/