個人的に調理で面倒だと感じるのが蒸し調理。とはいえ、蒸し調理ってヘルシーだからできれば頻繁にとりいれたい調理法でもあります。
もちろん、世の中には蒸し調理用の家電もあり、そういった家電を借りて試用すると家族も「これは便利だねえ、買う?」なんて言ってくれます。でも蒸し用の家電はサイズ大きいので専用に購入するのは台所が狭い我が家としては微妙…………。
と、前置きが長くなりましたが明日発売予定のレコルトの「ハイスチームエアーオーブン」というのが、油なしで揚げ物が作れるノンフライオーブンであるにも関わらず、なんと蒸し調理もできるハイブリッド家電なのです。もちろん発表会にいって記事も執筆しましたよ!
個人的にむちゃくちゃ期待している本製品。発表会で実機をチェックしてきたので記事執筆しました。現地で食べた蒸し機能を使ったサラダチキンはむちゃくちゃ美味しかったのですが、ノンフライの実力など細かなところは検証できなかったので、今後自宅でもしっかり試用してみたいとおもっています。
LIXILの玄関ドア「XEシリーズ」の2025年最新モデル発表会の取材にいってきました。
LIXIL最高峰の玄関ドアなのですが「いうても個人宅の玄関ドアだし、高い素材でも使ってるのかな?」などと思っていたのですが、今どきのドアは凄かった。
なんと顔認証してそのままドアが自動開閉するんですよ
凄いと思ったのが、普通の歩行スピードだとほぼタイムラグなしで解錠&扉オープンが行われるところ。現地で動画も撮影してきたので、記事内の動画をぜひ見てほしい。本当にスムースなのです!
あと、270cmハイサイズドアというのが本当に背が高かった。一般的な家のドア高は200cmなので、実物を見ると「個人宅のドアサイズじゃないな」という印象。
顔認証からの自動オープン機能を搭載させると玄関ドアだけで140万円以上するらしいので、正直我が家には厳しい。でも「もし将来のリフォームでこんな設備を導入したら……」と、想像するとワクワクしますね。最新最高峰の設備って、買う買わないにかかわらずなんだか夢があります。
パナソニックの20万円を切るドラム式洗濯乾燥機のどこがスゴイのかチェックしてきたので記事執筆!
最近増えた一般的な低コストドラム式製品との違いも解説しています。じつは日本メーカー製と謳っていても、低価格モデルだけは海外の製品をベースに日本向けに改良しているものだったりします。パナソニックのSDシリーズは基礎開発からちゃんと日本でしているのがスゴイのです。
後付けできるトイレの便座パナソニックの「ビューティ・トワレ」の新製品が凄かった! じつは別件の取材で新製品発表会に間に合わなかったので、発表会後のパナソニックにおしかけて新製品を取り付けたトイレにこもって延々おしりを洗っていました。
いままでの温水洗浄便座(「ウォッシュレット」は商品名なので使用できない……)は基本的にポンプでお湯をぴゅぴゅぴゅーッと出していたのですが、これはサブ水路と空気の流入口を作ることで水流のタイプを切り替えられるのです(細かな違いは記事内にて説明)。とくに面白いのが「バブル洗浄」で、なんかいままでにないフワッとした水の当たり心地でした。
この技術、技術者にイラストを描いてもらって説明してもらうまで最初よく理解できず、かなり長いこと技術者さんを拘束してしたのだけれど、どうもパナソニックとしては水の気持ちよさ重視で仕組みに関してはそこまでアピールしたいわけではない様子。最後に「多分今日の記者さんで正確に仕組みを理解したのは倉本さんだけだと思います」と言われてしまいました。
でも、聞けば聞くほど温水洗浄便座としてはすごい革新技術なんですよね。正直もっと大々的に「凄いんですよ!」と告知すればビビッとくる人も多いと思うのだけれど、凄くもったいない。どこかで、この機能の凄さを開発者インタビューとして記事化したい。
最近、実際に取材して良いなーと思ったのがダイキンの「The Art Line」というライン。特定のエアコンと空気清浄機のデザインを57種類のデザインから選べるというサービスです。
新製品ニュースだけをみたときは「またデザインエアコンか!」などと思ったのですが、実際に製品を見るとかなり良い! 思ったより高級感があって質感も良い! 記事に写真を掲載したFumie Shimaoka氏による「ミラーボール」というイラストデザインなんか、正直自分が仕事部屋に欲しい。
エアコンとか10年以上使い続ける人も多いから、デザインにこだわって買うのは意外とコストパフォーマンスも良いと思うんですよね。海外の家電展示会に行くと、海外メーカーはこういったデザインエアコンを何年も前から展示しているのです。日本のエアコンメーカー代表であるダイキンも、こういった取り組みに参戦したというのは家電ライターとしても嬉しいニュースでした。
すっかりSNS離れをしてしまいましたが、今年もすでにたくさんの記事を公開していただいています。そのなかでも、編集さんから「すごい読まれてたよ」といわれたのがニトリのドラム式洗濯乾燥機の記事でした。
乾燥はもちろん(しかも部屋が暑くならない水冷乾燥!)、温水洗いや熱湯洗いまでできるのに10万円以下という衝撃的な製品です! 発表会では製品をドーンと展示していただけだったので、大阪にあるニトリの家電開発現場まで取材して、実際に洗濯をしてもらいました。
最近は一杯ずつ豆を挽いてエスプレッソやカフェ・アメリカーノ(エスプレッソをお湯で割って普通のドリップコーヒーみたいにしたもの)を作る全自動コーヒーマシンも増えました。ただ、こういったコーヒーマシンでもラテやカプチーノ用の泡ミルクは自分で作る必要があるものがほとんど。
そんな数少ない「ミルクメニューまで全自動する家庭用コーヒーマシン」を発売しているのがデロンギなのですが、正直ミルクメニューまで作れる製品は高価格でした。そのデロンギから来週22日にミルクメニューまでつくれるエントリーモデル「デロンギ マグニフィカ スタート 全自動コーヒーマシン(ECAM22062B/ECAM22062W)」が発売されるので、試飲と操作感をチェックして記事執筆しました。
ちなみに、全自動で作るミルクメニューって業務用でもミルクの泡部分の口当たりがボソボソになりがちなのですが、デロンギの全自動ミルクメニューはミルクの口当たりがとにかく良いんですよね。しかも全自動洗浄機能がついているので、一般的なコーヒーメーカーより段違いでお手入れの手間がない! 我が家はこの「お手入れの手間が少ない」という理由でデロンギを使っています。
エントリーモデルといいつつ価格は12万超えなので気軽に買うというわけにはいかないですが、我が家ではこの5年間ほぼ毎日のように稼動しているので元はとれているはず。ちなみに、我が家で利用しているのは、すでに廃版になった2016年のプリマドンナSXというモデルなのですが、デザインが気に入っているのであと10年は使うつもりです! ミルクメニューが必要無いなら10万円以下の製品もありますよ。
家電フリーライター倉本が、気になる家電のニュースやレビューをお届けします。 得意分野は調理家電、美容家電など生活に密着した家電製品。元パソコン雑誌編集者・ライターのため、IT系ガジェットも大好きです。犬飼いのため、犬グッズも多め。お仕事に関するメールはhal(アットマーク)usagikai.netまで。