最近は一杯ずつ豆を挽いてエスプレッソやカフェ・アメリカーノ(エスプレッソをお湯で割って普通のドリップコーヒーみたいにしたもの)を作る全自動コーヒーマシンも増えました。ただ、こういったコーヒーマシンでもラテやカプチーノ用の泡ミルクは自分で作る必要があるものがほとんど。
そんな数少ない「ミルクメニューまで全自動する家庭用コーヒーマシン」を発売しているのがデロンギなのですが、正直ミルクメニューまで作れる製品は高価格でした。そのデロンギから来週22日にミルクメニューまでつくれるエントリーモデル「デロンギ マグニフィカ スタート 全自動コーヒーマシン(ECAM22062B/ECAM22062W)」が発売されるので、試飲と操作感をチェックして記事執筆しました。
ちなみに、全自動で作るミルクメニューって業務用でもミルクの泡部分の口当たりがボソボソになりがちなのですが、デロンギの全自動ミルクメニューはミルクの口当たりがとにかく良いんですよね。しかも全自動洗浄機能がついているので、一般的なコーヒーメーカーより段違いでお手入れの手間がない! 我が家はこの「お手入れの手間が少ない」という理由でデロンギを使っています。
エントリーモデルといいつつ価格は12万超えなので気軽に買うというわけにはいかないですが、我が家ではこの5年間ほぼ毎日のように稼動しているので元はとれているはず。ちなみに、我が家で利用しているのは、すでに廃版になった2016年のプリマドンナSXというモデルなのですが、デザインが気に入っているのであと10年は使うつもりです! ミルクメニューが必要無いなら10万円以下の製品もありますよ。
今月はパナソニックが11月に発売予定の脚用マッサージャー「はくだけキュッとリフレ EW-RA192」も体験したので記事執筆しました。
じつは、パナソニックは何年も前からブーツ型の「レッグリフレ」という脚用マッサージャーを出しています。レッグリフレはそのパワフルさでパナソニックの定番人気シリーズになっていて、私も購入したことがあるのですが「ブーツを履いてマジックテープで固定する」というのが意外と面倒で続きませんでした。
ところが、新はくだけキュッとリフレは脚をつっこむだけで準備完了。しかも使わない時はコンパクトなのに、膝上までしっかり揉んでくれます。今回、一緒に体験した編集者も「これなら買いたい!」と言っちゃうくらい魅力的な脚マッサージャーでした。うーん、これはほしい!
シャープの「ヘルシオ」といえば「水で焼く」過熱水蒸気オーブンが有名ですが、今年12月にはそんな過熱水蒸気を使ったトースター「ヘルシオ トースター AX-WT1」を発売します。一足お先に実機を触ることができたので記事執筆しました。
今は水を使うもトースターもいろいろありますが、じつはちゃんと「水で加熱」している製品はこのヘルシオシリーズくらいなのです。多くのトースターはパンの「焼き色」を選べますが、ヘルシオ トースターは焼き色だけではなく、水の調整をすることでパン内部の「ふわふわ度」まで選べます。
なにかと話題の隈研吾さんですが、今回なんとシャープとコラボしてプラズマクラスター空気清浄機「FU-90KK」のデザインしました。これがなかなかカッコ良かったので記事執筆しています。デザイン空気清浄機はすでに色々ありますが、本物の木を使って、ここまで家電感をなくした製品はそうそうないのではないでしょうか?
全体を木のカバー覆っているため、風量はかなり落ちているはずなのですが、それでも風量8.7m3/分を確保しているのが素晴らしいところ。パワフルな空気清浄機は本体サイズも大きいので「どうしてもインテリアを壊す家電感を出したくない!」という人の最後の砦になるかも。とはいえ、そもそも事業向け製品なので55万円……個人でも購入できますが、この価格だと個人では日本より海外のほうが需要が高いかもしれませんね。
じつは国内でコードレス掃除機に「自動ゴミ収集機能」をはじめて搭載したのがパナソニック。そんなパナソニックが今年は「マイクロミスト」を噴射するコードレス掃除機を発表。発売日は10月25日予定ですが、ひとあしお先に実機をチェックして記事執筆しました!
水をミスト化して噴霧するといわれても、正直イマイチどれくらい掃除に有効かピンとこなかったのですが、実際に掃除をしてみたら一目瞭然。同じ掃除機でも「ミストあり」と「ミスト無し」でこんなに汚れ残りが違うとは……! 掃除比較の様子は動画で撮影したので、ぜひ記事でチェックしてみてください。
ちなみに、ミストを使うと拭き掃除効果もアップして除菌性能も向上するらしいですよ。ミストなら最近トレンドの水拭き掃除機みたいな汚水処理もいらないし、個人的には拭き掃除効果が知りたいところ! これに関しては自宅で使ってレビューするしかないかな……。
SNSから離れていた間もいろんな新製品を体験しつつ記事を執筆していたのですが、個人的に衝撃的だったのがデロンギの全自動コーヒーマシン「エクスプロア」シリーズの新モデルECAM45086Tの登場です。
デロンギの全自動コーヒーマシンは基本的に圧力をかけてコーヒーを抽出する「エスプレッソ」がベース。なので、ブラックコーヒーはエスプレッソをお湯で薄めた「カフェアメリカ―ノ」です。カフェアメリカ―ノは後味さっぱりで美味しいのですが、毎日飲んでいるとたまにドリップコーヒーの味が飲みたくなるときもあるんですよね。
そんななか、ECAM45086Tは圧力をほとんどかけずにコーヒーを抽出する「コールドブリュー」というメニューを新搭載。これが本当に美味しい! 記事ではデロンギ定番のエスプレッソベースアイスコーヒーと、新しいコールドブリューを並べた写真も撮影したのですが、もう見た目から違う。コールドブリューは透明度が高くて赤味が強い。残念ながら香りはエスプレッソベースのほうが強く感じましたが、コールドブリューは旨味が段違いに強い。個人的な欲をいえば、ホットメニューにもブリューメニューがあれば完璧だった!
あと、エクスプロアシリーズは見た目も名前もそっくりな前モデルが存在するので、コールドブリューメニューが飲みたい場合は「ECAM45086T」という型番のチェックが必須。新製品は現在35万円前後なのですが、20万円台のものはたいてい前モデルのECAM45055Gだったりします。
ちなみに、我が家のメインマシンはこの5年以上前のデロンギ全自動コーヒーマシン「プリマドンナXS」です。すでに廃盤になったモデルなのですが、デザインも味も気に入っています。老舗海外メーカーのマシンは耐久性が高いものが多いので、あと15年くらいは使い続けたい所存です。
シャッキリで主張ある歯ごたえのご飯が好きな人は、たぶんハマるであろうのが日立のプレミアム炊飯器。硬めご飯好きな私も日立のふっくら御膳は大好きです。そんな日立の炊飯器とオーブンレンジの最新最上位モデルの試食をしてきました。使用したのは今年の新製品圧力&スチーム炊飯器の最上位機種「ふっくら御膳 RZ-W100GM」と過熱水蒸気オーブンレンジの最上位機種「ヘルシーシェフ MRO-W10B」です。
ちなみに、炊飯中に蒸気をださない「蒸気カット」機能。記事「他社フラッグシップモデルにはあまり搭載されない機能」と書いたのですが、じつはミドルクラスには搭載されている製品はチョコチョコあります。昔は最上位機種にも搭載していたメーカーはもう少しあったのですが、なぜだか減りました。便利なんですけどねぇ。
そして、日立のオーブンレンジは電子レンジの自動調理メニューがとにかく優秀。普段使いはレンジしか使わないという家庭も多いですが、そんな「普段使い」ニーズにすごく便利です。記事には書いていませんが、難しい冷凍ミンチ肉の解凍なども早いしうまいです。
日立の調理家電は「日立ならでは」という機能があるのが素敵ですね。
家電フリーライター倉本が、気になる家電のニュースやレビューをお届けします。 得意分野は調理家電、美容家電など生活に密着した家電製品。元パソコン雑誌編集者・ライターのため、IT系ガジェットも大好きです。犬飼いのため、犬グッズも多め。お仕事に関するメールはhal(アットマーク)usagikai.netまで。