世界的腕時計メーカーであるハミルトンのCEOが来日したので取材させていただきました。<br>
というのも、ハミルトンがメタルギア・ソリッドの生みの親である小島秀夫監督の新作「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」コラボの時計を発売したから。このコラボ時計はゲーム内にも登場するのですが、デザインが普通にカッコいいんですよ。未来が舞台のゲームなのに、監督のこだわりで機械式時計というのも夢があります。
ハミルトンの時計はとにかくたくさんの映画に登場しているのですが、取材中にその理由を尋ねたところ「(高級時計メーカーはほぼスイスとかのヨーロッパ製で)うちは珍しいアメリカメーカーでハリウッドから近かったからね!」だそう。ジョークっぽく言われたのでそのときは普通に笑ってしまったのですが、メールがない時代に「近い」というのはそりゃあ大きな優位性だったろうな、と時間とともにしみじみ感じいりました。とはいえ、ネットが発達した今でも次々とオファーがあるのはハミルトンが技術を磨いてきたたまものですね。
ハミルトンの時計は高級時計としては手に取りやすい価格なのも良い。今回の製品もガラスを7パーツに分割していたり、チタン製だったりとこだわりがあるのに20万円台。この製品は人気すぎて買うのは難しいけれど、ヴィヴィアンさんと話をしていたら本気で新しい腕時計が欲しくなってしまいました。