シャッキリで主張ある歯ごたえのご飯が好きな人は、たぶんハマるであろうのが日立のプレミアム炊飯器。硬めご飯好きな私も日立のふっくら御膳は大好きです。そんな日立の炊飯器とオーブンレンジの最新最上位モデルの試食をしてきました。使用したのは今年の新製品圧力&スチーム炊飯器の最上位機種「ふっくら御膳 RZ-W100GM」と過熱水蒸気オーブンレンジの最上位機種「ヘルシーシェフ MRO-W10B」です。
ちなみに、炊飯中に蒸気をださない「蒸気カット」機能。記事「他社フラッグシップモデルにはあまり搭載されない機能」と書いたのですが、じつはミドルクラスには搭載されている製品はチョコチョコあります。昔は最上位機種にも搭載していたメーカーはもう少しあったのですが、なぜだか減りました。便利なんですけどねぇ。
そして、日立のオーブンレンジは電子レンジの自動調理メニューがとにかく優秀。普段使いはレンジしか使わないという家庭も多いですが、そんな「普段使い」ニーズにすごく便利です。記事には書いていませんが、難しい冷凍ミンチ肉の解凍なども早いしうまいです。
日立の調理家電は「日立ならでは」という機能があるのが素敵ですね。
日立の加熱水蒸気オーブンレンジと炊飯器のプレス向けセミナーのレポートを掲載してもらいました。wi-fi対応になった過熱水蒸気オーブンレンジは「ヘルシーシェフ MRO-W10X」、炊飯器は「圧力&スチーム ふっくら御膳 RZ-W100CM」の2製品。どちらも日立の最上位機種になります。
オーブンレンジは今年からとうとうWi-Fi対応に! でも個人的にはネット対応になったことよりもデザインが格好よくなったことに驚きました。なんといってもオーブン表面に印刷されている文字が少ないのが良いですね!
あと、日立のオーブンレンジは最上位機種でも他社メーカーと比べると液晶画面がシンプル。他社メーカーは最上位機種にカラータッチパネル液晶画面とかを搭載したりしているのですが、日立は小さいモノクロ液晶。その分、最上位機種のオーブンレンジながらコストパフォーマンスはかなりイイです。機能もしっかりしていて、特に電子レンジ機能の精度の高さは本当に素晴らしいんです。
炊飯器は炊飯プログラムを見直して「外硬内軟」なご飯の仕上がりを目指したそう。炊飯プログラムの見直しは記事にすると華がないというか地味なので、ライター泣かせですが(笑)味はかなり変わります。もちろん会場で試食もしてみましたが、適度に弾力があり私の好きなタイプの味。正直、去年モデルのフラッグシップ炊飯器より断然好みの味になっていました。高級炊飯器のご飯を食べ比べることの多い会場の参加者の多くが「これは好きな味」とコメントしていたのも印象的です。
家電フリーライター倉本が、気になる家電のニュースやレビューをお届けします。 得意分野は調理家電、美容家電など生活に密着した家電製品。元パソコン雑誌編集者・ライターのため、IT系ガジェットも大好きです。犬飼いのため、犬グッズも多め。お仕事に関するメールはhal(アットマーク)usagikai.netまで。