「生活家電」カテゴリーアーカイブ

赤外線(輻射熱)であたためるって結局どういうこと? そのメリットは?

暖房の説明で「輻射熱(赤外線)で身体がポカポカ」とか説明されることがあるけれど、そもそも輻射熱ってなんなの? 赤外線であたためるってどういうこと? という疑問にこたえる記事を執筆してみました。
技術系は間違いがあると困るので、オイルヒーターの代表的メーカーであるデロンギに記事の技術チェックしてもらいました。ちなみに、わかりやすいようにイラストも何枚か描いたのですが、オイルヒーターの蛇腹が難しかった。
本当は去年末に書くつもりが、もう2月……春になってしまいますね。

パナソニックは低価格ドラム式洗濯乾燥機にもこだわり満載

パナソニックの20万円を切るドラム式洗濯乾燥機のどこがスゴイのかチェックしてきたので記事執筆!

最近増えた一般的な低コストドラム式製品との違いも解説しています。じつは日本メーカー製と謳っていても、低価格モデルだけは海外の製品をベースに日本向けに改良しているものだったりします。パナソニックのSDシリーズは基礎開発からちゃんと日本でしているのがスゴイのです。

パナソニックの後付けできる温水洗浄便座ビューティー・トワレ新製品が凄かった!

後付けできるトイレの便座パナソニックの「ビューティ・トワレ」の新製品が凄かった! じつは別件の取材で新製品発表会に間に合わなかったので、発表会後のパナソニックにおしかけて新製品を取り付けたトイレにこもって延々おしりを洗っていました。

いままでの温水洗浄便座(「ウォッシュレット」は商品名なので使用できない……)は基本的にポンプでお湯をぴゅぴゅぴゅーッと出していたのですが、これはサブ水路と空気の流入口を作ることで水流のタイプを切り替えられるのです(細かな違いは記事内にて説明)。とくに面白いのが「バブル洗浄」で、なんかいままでにないフワッとした水の当たり心地でした。

この技術、技術者にイラストを描いてもらって説明してもらうまで最初よく理解できず、かなり長いこと技術者さんを拘束してしたのだけれど、どうもパナソニックとしては水の気持ちよさ重視で仕組みに関してはそこまでアピールしたいわけではない様子。最後に「多分今日の記者さんで正確に仕組みを理解したのは倉本さんだけだと思います」と言われてしまいました。

でも、聞けば聞くほど温水洗浄便座としてはすごい革新技術なんですよね。正直もっと大々的に「凄いんですよ!」と告知すればビビッとくる人も多いと思うのだけれど、凄くもったいない。どこかで、この機能の凄さを開発者インタビューとして記事化したい。

ようやく日本も追いつけるか? ダイキンがエアコンや空気清浄機をアートのようにデザイン

最近、実際に取材して良いなーと思ったのがダイキンの「The Art Line」というライン。特定のエアコンと空気清浄機のデザインを57種類のデザインから選べるというサービスです。
新製品ニュースだけをみたときは「またデザインエアコンか!」などと思ったのですが、実際に製品を見るとかなり良い! 思ったより高級感があって質感も良い! 記事に写真を掲載したFumie Shimaoka氏による「ミラーボール」というイラストデザインなんか、正直自分が仕事部屋に欲しい。

エアコンとか10年以上使い続ける人も多いから、デザインにこだわって買うのは意外とコストパフォーマンスも良いと思うんですよね。海外の家電展示会に行くと、海外メーカーはこういったデザインエアコンを何年も前から展示しているのです。日本のエアコンメーカー代表であるダイキンも、こういった取り組みに参戦したというのは家電ライターとしても嬉しいニュースでした。

乾燥、熱湯洗い機能搭載で10万円以下、ニトリのドラム式洗濯乾燥機をチェック

すっかりSNS離れをしてしまいましたが、今年もすでにたくさんの記事を公開していただいています。そのなかでも、編集さんから「すごい読まれてたよ」といわれたのがニトリのドラム式洗濯乾燥機の記事でした。

乾燥はもちろん(しかも部屋が暑くならない水冷乾燥!)、温水洗いや熱湯洗いまでできるのに10万円以下という衝撃的な製品です! 発表会では製品をドーンと展示していただけだったので、大阪にあるニトリの家電開発現場まで取材して、実際に洗濯をしてもらいました。

建築家隈研吾氏が手がけた「本物の木」を使ったシャープの空気清浄機

なにかと話題の隈研吾さんですが、今回なんとシャープとコラボしてプラズマクラスター空気清浄機「FU-90KK」のデザインしました。これがなかなかカッコ良かったので記事執筆しています。デザイン空気清浄機はすでに色々ありますが、本物の木を使って、ここまで家電感をなくした製品はそうそうないのではないでしょうか?
全体を木のカバー覆っているため、風量はかなり落ちているはずなのですが、それでも風量8.7m3/分を確保しているのが素晴らしいところ。パワフルな空気清浄機は本体サイズも大きいので「どうしてもインテリアを壊す家電感を出したくない!」という人の最後の砦になるかも。とはいえ、そもそも事業向け製品なので55万円……個人でも購入できますが、この価格だと個人では日本より海外のほうが需要が高いかもしれませんね。

自動ゴミ収集機能の次のトレンドになるか? ミスト噴霧機能付きコードレス掃除機が登場

じつは国内でコードレス掃除機に「自動ゴミ収集機能」をはじめて搭載したのがパナソニック。そんなパナソニックが今年は「マイクロミスト」を噴射するコードレス掃除機を発表。発売日は10月25日予定ですが、ひとあしお先に実機をチェックして記事執筆しました!

水をミスト化して噴霧するといわれても、正直イマイチどれくらい掃除に有効かピンとこなかったのですが、実際に掃除をしてみたら一目瞭然。同じ掃除機でも「ミストあり」と「ミスト無し」でこんなに汚れ残りが違うとは……! 掃除比較の様子は動画で撮影したので、ぜひ記事でチェックしてみてください。

ちなみに、ミストを使うと拭き掃除効果もアップして除菌性能も向上するらしいですよ。ミストなら最近トレンドの水拭き掃除機みたいな汚水処理もいらないし、個人的には拭き掃除効果が知りたいところ! これに関しては自宅で使ってレビューするしかないかな……。