明日から開催される香港エレクトロニクスのため香港入り。12日は時間があったので香港の家電屋を巡ってきました。
とはいえ、香港は日本のヨドバシカメラとかヤマダ電機みたいな巨大量販店はなく、ざっくり見た感じ比較的大きい店はショッピングセンターに入っているお店のよう。今回チェックしたのがタイムススクウェア(巨大高級デパート)内の家電屋さんだったからか、ダイソンとかミーレとか比較的高級な家電が多かったです。
全体的な印象が「家電ひとつひとつが大きい!」ということ。自動調理鍋とか、日本ではファミリー向けでも2.4Lくらいが一般的なのですが、6Lタイプとかがズラッと並んでいて自分が小さくなった気分になります。
あと、アイロンや衣類スチーマーも日本で人気のコンパクトタイプやコードレスタイプが皆無。とにかくでかくてパワフルな製品が並んでいました。そういえば某海外メーカーの広報が「今回、日本向けにコンパクト衣類スチーマーを開発したんですけど、これ本国では企画が通らないんですよね」といっていましたが、なるほど納得です。
面白かったのがコードレススティッククリーナー。充電ドックがドデカいことが許されるからか「ロボット掃除機とコードレス掃除機をひとつのドックで充電」とか「空気清浄機機能搭載の充電ドッグ」とか、日本ではみかけない製品も。そういえば、10年ほどまえに三菱電機が空気清浄機能搭載充電スタンド付属のコードレス掃除機iNSTICKという製品を発売していましたが、あれはきっと時代を先取りしすぎていたんですね。
家電屋さんを巡ったあとは、ワンチャイにある電脳街もチェック。こちらはPCやゲームの周辺機器や中古製品とかがいろいろありました。ゴチャっとした雰囲気が昔の秋葉原みたいな印象でしたが、ただ。意外にも自作パーツとかコンデンサとか基板みたいな電子工作系は少なめでした。