今日は三菱電機さんの新製品発表会に行ってきました。
こちらの商品ですが、なにに見えますか?
一見したところ、スピーカーか空気清浄機のようにみえますが、なんと掃除機でした。
三菱電機さんのコードレススティッククリーナー(HC-VXE20P)です。
とはいえ「空気清浄機」というのもハズレではなく、掃除機として利用していない時間は、空気清浄機として機能するという製品!
最近のスティッククリーナーは、各社そろって「部屋に置いていてもカッコイイ(だから、物置などに片づけなくてもよい)」点を強調しています。とはいえ個人的には「それでも、出しっぱなしというのはなあ……」というのが正直なところ。デザインが秀逸でも、掃除機があると生活感がでてしまいますよね。
しかし、このクリーナーは部屋に出すことで真価を発揮するという逆転の発想!「部屋に出しっぱなしでも良い」ではなく「出すことに意味がある」のは大きな違いです。充電台にセットした様子はスピーカーか空気清浄機に見えますし、どちらも部屋にあっておかしくない家電ですよね。
ちなみに、掃除機としての性能もなかなかパワフル。サイクロン方式を採用しているのですが、風速が秒速約60mと現在のところ業界最速なんだそう。説明会では、7ポンド(約3.2kg)のボーリングの球もヒョイっと持ち上げていましたよ。
吸引力があるためか、ヘッドと床の距離が程よく離れていて、ヘッドが軽く動かせるのも個人的には気に入りました。掃除機としての重さが約2.1kgと、比較的軽めなのも好印象です。
ちょっと気になるのは、付属ブラシの少なさ。標準で付属するのが隙間ブラシひとつなのです。コードレス掃除機を購入したら、布団掃除がラクだなあ、と思っていた私としては、有料でも良いので布団用ブラシがあれば!と思ってしまいました。
ちなみに、気になるバッテリーは、2時間でフル充電。フル充電の状態だと標準モードで約20分、強力モードで10分の連続使用が可能だそうです。
発売日は3月1日。予想市場価格は7万円前後ということですが、ちょっと変わった製品だけに、市場の反応が気になります。