最近、実際に取材して良いなーと思ったのがダイキンの「The Art Line」というライン。特定のエアコンと空気清浄機のデザインを57種類のデザインから選べるというサービスです。
新製品ニュースだけをみたときは「またデザインエアコンか!」などと思ったのですが、実際に製品を見るとかなり良い! 思ったより高級感があって質感も良い! 記事に写真を掲載したFumie Shimaoka氏による「ミラーボール」というイラストデザインなんか、正直自分が仕事部屋に欲しい。
エアコンとか10年以上使い続ける人も多いから、デザインにこだわって買うのは意外とコストパフォーマンスも良いと思うんですよね。海外の家電展示会に行くと、海外メーカーはこういったデザインエアコンを何年も前から展示しているのです。日本のエアコンメーカー代表であるダイキンも、こういった取り組みに参戦したというのは家電ライターとしても嬉しいニュースでした。
すっかりSNS離れをしてしまいましたが、今年もすでにたくさんの記事を公開していただいています。そのなかでも、編集さんから「すごい読まれてたよ」といわれたのがニトリのドラム式洗濯乾燥機の記事でした。
乾燥はもちろん(しかも部屋が暑くならない水冷乾燥!)、温水洗いや熱湯洗いまでできるのに10万円以下という衝撃的な製品です! 発表会では製品をドーンと展示していただけだったので、大阪にあるニトリの家電開発現場まで取材して、実際に洗濯をしてもらいました。
最近は一杯ずつ豆を挽いてエスプレッソやカフェ・アメリカーノ(エスプレッソをお湯で割って普通のドリップコーヒーみたいにしたもの)を作る全自動コーヒーマシンも増えました。ただ、こういったコーヒーマシンでもラテやカプチーノ用の泡ミルクは自分で作る必要があるものがほとんど。
そんな数少ない「ミルクメニューまで全自動する家庭用コーヒーマシン」を発売しているのがデロンギなのですが、正直ミルクメニューまで作れる製品は高価格でした。そのデロンギから来週22日にミルクメニューまでつくれるエントリーモデル「デロンギ マグニフィカ スタート 全自動コーヒーマシン(ECAM22062B/ECAM22062W)」が発売されるので、試飲と操作感をチェックして記事執筆しました。
ちなみに、全自動で作るミルクメニューって業務用でもミルクの泡部分の口当たりがボソボソになりがちなのですが、デロンギの全自動ミルクメニューはミルクの口当たりがとにかく良いんですよね。しかも全自動洗浄機能がついているので、一般的なコーヒーメーカーより段違いでお手入れの手間がない! 我が家はこの「お手入れの手間が少ない」という理由でデロンギを使っています。
エントリーモデルといいつつ価格は12万超えなので気軽に買うというわけにはいかないですが、我が家ではこの5年間ほぼ毎日のように稼動しているので元はとれているはず。ちなみに、我が家で利用しているのは、すでに廃版になった2016年のプリマドンナSXというモデルなのですが、デザインが気に入っているのであと10年は使うつもりです! ミルクメニューが必要無いなら10万円以下の製品もありますよ。
今月はパナソニックが11月に発売予定の脚用マッサージャー「はくだけキュッとリフレ EW-RA192」も体験したので記事執筆しました。
じつは、パナソニックは何年も前からブーツ型の「レッグリフレ」という脚用マッサージャーを出しています。レッグリフレはそのパワフルさでパナソニックの定番人気シリーズになっていて、私も購入したことがあるのですが「ブーツを履いてマジックテープで固定する」というのが意外と面倒で続きませんでした。
ところが、新はくだけキュッとリフレは脚をつっこむだけで準備完了。しかも使わない時はコンパクトなのに、膝上までしっかり揉んでくれます。今回、一緒に体験した編集者も「これなら買いたい!」と言っちゃうくらい魅力的な脚マッサージャーでした。うーん、これはほしい!
シャープの「ヘルシオ」といえば「水で焼く」過熱水蒸気オーブンが有名ですが、今年12月にはそんな過熱水蒸気を使ったトースター「ヘルシオ トースター AX-WT1」を発売します。一足お先に実機を触ることができたので記事執筆しました。
今は水を使うもトースターもいろいろありますが、じつはちゃんと「水で加熱」している製品はこのヘルシオシリーズくらいなのです。多くのトースターはパンの「焼き色」を選べますが、ヘルシオ トースターは焼き色だけではなく、水の調整をすることでパン内部の「ふわふわ度」まで選べます。
なにかと話題の隈研吾さんですが、今回なんとシャープとコラボしてプラズマクラスター空気清浄機「FU-90KK」のデザインしました。これがなかなかカッコ良かったので記事執筆しています。デザイン空気清浄機はすでに色々ありますが、本物の木を使って、ここまで家電感をなくした製品はそうそうないのではないでしょうか?
全体を木のカバー覆っているため、風量はかなり落ちているはずなのですが、それでも風量8.7m3/分を確保しているのが素晴らしいところ。パワフルな空気清浄機は本体サイズも大きいので「どうしてもインテリアを壊す家電感を出したくない!」という人の最後の砦になるかも。とはいえ、そもそも事業向け製品なので55万円……個人でも購入できますが、この価格だと個人では日本より海外のほうが需要が高いかもしれませんね。
じつは国内でコードレス掃除機に「自動ゴミ収集機能」をはじめて搭載したのがパナソニック。そんなパナソニックが今年は「マイクロミスト」を噴射するコードレス掃除機を発表。発売日は10月25日予定ですが、ひとあしお先に実機をチェックして記事執筆しました!
水をミスト化して噴霧するといわれても、正直イマイチどれくらい掃除に有効かピンとこなかったのですが、実際に掃除をしてみたら一目瞭然。同じ掃除機でも「ミストあり」と「ミスト無し」でこんなに汚れ残りが違うとは……! 掃除比較の様子は動画で撮影したので、ぜひ記事でチェックしてみてください。
ちなみに、ミストを使うと拭き掃除効果もアップして除菌性能も向上するらしいですよ。ミストなら最近トレンドの水拭き掃除機みたいな汚水処理もいらないし、個人的には拭き掃除効果が知りたいところ! これに関しては自宅で使ってレビューするしかないかな……。
家電フリーライター倉本が、気になる家電のニュースやレビューをお届けします。 得意分野は調理家電、美容家電など生活に密着した家電製品。元パソコン雑誌編集者・ライターのため、IT系ガジェットも大好きです。犬飼いのため、犬グッズも多め。お仕事に関するメールはhal(アットマーク)usagikai.netまで。